皮膚のウイルス感染

女性

痛みを抑えて患部を治す

尋常性疣贅の一種であるいぼは良性の腫瘍で、皮膚へ皮膚型ウイルスが感染することによって発症します。ウイルス性疣贅とも呼ばれ、皮膚に出来た外傷部位から感染する場合が多いです。一般的な治療方法は液体窒素による凍結療法で、マイナス196度の液体窒素を患部に当てて低温やけどの状態にします。するとウイルスに感染している皮膚表面の組織が壊死し、いぼと共に剥がれ落ちます。やがて新たな皮膚組織が再生され、完治するという流れになります。患部のみにアプローチするため、痛みはそれほど感じません、ただ強めに当てると完治までの期間は短縮されるものの、痛みも強くなる傾向にあります。そのため1週間くらいの間隔で通院し、少しずつ液体窒素を当てていく方が負担が少なく、安全に治療できるでしょう。完治するまでの間に壊死した箇所が内出血を起こしたり、水ぶくれ状態になったりすることがありますが、時間が経過すれば自然に元通りになるので心配ありません。もし凍結療法で改善しなかった場合は、貼り薬や炭酸ガスレーザーによる治療法を検討します。確実にいぼを取り除きたい場合には、手術療法が用いられることもあります。手術療法といっても局所麻酔を使用するため、痛みを感じることなく日帰りで行える点が魅力です。いぼの治療には健康保険が適用されます。液体窒素による凍結療法であれば初診が2000円、再診は1000円ほどの費用で済みます。いぼの大きさに応じて料金が変わる場合もあります。例えば1mm程度なら1000円、5mmなら5000円などです。炭酸ガスレーザーによる治療も保険が適用されますが、料金は1回につき3000〜5000円が相場となっています。液体窒素と比べてやや高いですが、隆起のあるいぼなどは綺麗に除去できると評判です。同じ凍結療法でも病院によっては痛みを感じる場合と、そうでないケースがあります。患部のみにピンポイントで液体窒素を当てる技術を要する病院で治療をすれば、当然ながら痛みは最小限に抑えられるでしょう。逆に液体窒素を当てる面積が大きいと、その分痛みも感じやすくなります。液体窒素の当て方やいぼに対してのアプローチの仕方は病院ごとに異なります。あらかじめインターネットなどで治療方針を確かめておくと、失敗するリスクを減らすことが可能です。また、インターネットにはいぼの治療を受けた患者のレビューが掲載されているサイトも存在するので、評判の良し悪しもチェックできます。痛みを感じることに不安があれば、患者の体験談を見ておくことも重要となるでしょう。